適切な温泉の入れ替えや衛生管理を怠り、基準の数千倍のレジオネラ属菌が検出され、県への虚偽報告などで問題なっていた施設の代表者が自殺したというニュースは記憶に新しいところです。旅館や公衆浴場などの営業施設は、法令等に沿った適切な衛生管理が求められます。大分県でもホテル・旅館や公衆浴場など共同浴室のある施設は、原水(原湯)や上がり湯などのレジオネラ属菌の検査が必要で、営業後は1年ごとに浴槽水のレジオネラ属菌の検査結果を保健所へ報告するようになっています。
レジオネラ症(肺炎)などは、乳幼児や高齢者、病人など抵抗力が低下している人や、健康でも疲労などで体力が落ちている人が発病しやすいと言われており、急激に重症になって死亡する場合もあります。温泉や地下水、土壌など自然界にひろく生息しており、50℃程度でも増殖します。貯湯タンクや配管、浴槽タイルや岩風呂の隙間などで増殖しやすく、適切な清掃や殺菌、換気、温度管理が必要となります。